香港の小売業売上、5ヵ月連続減少

更新日:2015年09月01日
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昨日の香港統計局の発表によると、2015年7月の小売業暫定売上総額は376億香港ドル(昨年同月の2.8%減少)と、5ヶ月連続で減少したことがわかりました。

7月の売上減少が顕著にみられた業種は、「宝石・高級時計(-5.0%)、衣服(-13.0%)、薬・化粧品(-5.4%)、漢方薬(-6.1%)、家具(-8.5%)、燃料(-9.6%)」。その一方、売上が増加している業種は、「酒類やタバコ(+7.0%)、電化製品やカメラ類(+4.9%)、携帯などの耐久消費財(+67.0%)」となりました。

売上減少の主な原因は2つだと考えられています。1つ目は香港訪問者の減少であり、ここ最近、中国大陸からの訪問者の減少だけでなく、韓国やマレーシアからの旅行客数が減少しています。2つ目は中国株式市場の不安定さが消費者心理に影響していると考えられています。