雨傘革命リーダー黄之鋒氏、マレーシアで入国拒否

更新日:2015年05月27日
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香港での普通選挙を求める運動「雨傘革命」の学生リーダーである黄之鋒(ジョシュア・ウォン)さんが、5月26日にマレーシアで開催される天安門事件(中国語:六四事件)の記念式典に出席しようとしたところマレーシア側で入国拒否に遭っていたことが分かりました。(香港各紙)

黄之鋒さんは、マレーシア側の主催者である「六四25周年記念活動工委会」より招待を受けて「中国民主の展望-天安門事件から香港の雨傘運動まで(原題:展望中國民主—從六四民運到雨傘運動)」というタイトルで5月26日から30日の間にマレーシア国内の4か所で講演を行う予定でしたが、マレーシア空港のイミグレーションでパスポートを提出した後、すぐに政府職員の誘導によって別室に通され「政府の命令により入国させることはできない」と、具体的な説明がなく入国が拒否されたようです。

その後のマレーシア政府による会見では、「移民局が入国を拒否した詳細は明確ではないが、一般的には国家安全を危惧すると判断した場合は入国拒否とすることがある。ただし、政治的理念の違いだけでは入国拒否とすることはない。」と答えましたが、一部メディアでは、マレーシアと中国の両国関係が緊密であることが理由で中国側に配慮をしたのではないかと報道しています。

一方、黄之鋒さんを招待した六四25周年記念活動工委会側は、両国での政治的な理由が強いと考えており、「学生の黄さんに対し、こんな馬鹿げた理由で入国させないなんて世界中の笑いものだ」と不満を表し、マレーシア当局に激しい抗議を行っています。‏