有名レストラン「香港 蓮香楼‏」が勝訴!

更新日:2015年05月12日
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香港 蓮香楼

2008年から香港裁判所で始まった、広州の飲茶レストラン「蓮香楼」と、香港の飲茶レストラン「蓮香楼」による、商標「蓮香」を巡る争いが8年もの歳月を費やした末に終焉を迎え、最終的に香港の蓮香楼の勝訴が確定しました。(成報)

この問題を紐解くには1889年まで遡ることになります。元々、蓮香楼は1889年に広州で誕生した飲茶レストランであり、香港の蓮香楼は分店として1926年に誕生しました。しかし、1966年の中国文化大革命により、広州と香港の蓮香楼は別々の道を歩むことになります。

そして文化大革命終結後の1984年、広州の蓮香楼が香港で「蓮香」の商標を取得し、香港で「蓮香月餅」の販売を開始しました。香港の蓮香楼は広州の蓮香楼に猛抗議。しかし、事態の悪化が進み、和解協議が行われるも決裂します。

ついには和解協議すら行われなくなってしまったため、広州側は黙認されたものと理解し、蓮香月餅や蓮香の商標を使った商品を次々と販売し続けます。これらの行動を目の当りにした香港の蓮香楼は、とうとう堪忍袋の緒が切れ2008年に商標権争いの裁判を起こしました。

結果的に香港の高等法院(高等裁判所)は、「香港の蓮香楼は80年以上の歴史があり、香港マーケットに十分認知されたブランドであるため、広州の蓮香楼の商標を認めない」と判決を下しました。しかし、香港も広州の蓮香楼も元々は血の繋がりのある歴史あるお店であったため悲しい争いだったと言えるでしょう。

このように商標を持つものが絶対的な有利とは言えませんが、後の問題を避けるためにも商標登録をおこなうことは非常に大切です。

商標登録のことなら当社までお問合せください。合わせて商標登録ページもご覧ください。