HSBC本社を香港とする計画が浮上

更新日:2015年04月20日
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HSBC

イギリス政府が銀行税を約30%引き上げたことにより、HSBC銀行の親会社であるHSBCホールディングス(以下「HSBC」)の登記上の本部を、イギリスより香港に移転する計画があると発表しました。

今回で8度目の引き上げとなるイギリスの銀行税。HSBCは2015年度に銀行税を利益の7%(約15億米ドル)収める必要があるため、「アジア地区で75%の利益を得ている金融機関がなぜイギリスを本社にしなければならないのか?」などと株主から厳しい指摘を受けている状況です。

1990年代、イギリス政府が香港の中国返還に備え、登記上の本部を香港よりイギリスに移したという経緯がありました。なお、HSBCは費用等を含めた詳細な分析をおこなった上で、移転を慎重に判断するとしています。

有識者は、実際の移転には10年~15年後になるだろうと言っていますが、果たしてHSBCの香港への本社移転はいつになるのでしょうか。また、同じくイギリス本社のスタンダードチャータードも、銀行税引き上げをきっかけにシンガポールへの本社移転を計画しているようです。‏