香港でのショッピングサイト(ECサイト)の構築や活用

香港でショッピングサイト(ECサイト)の構築や展開をおこなうための重要な知識である、日本と香港とのネットショッピング事情の違い、大型ショッピングサイトや独自ショッピングサイトのメリット・デメリットについて解説していきます。自社の商品をネット販売したいけど最適な方法が分からないという方はお気軽にお問合せください。

日本と香港のネットショッピング事情の違い

日本と香港のネットショッピング事情にはいくつかの違いがあり買い物文化も少し異なります。日本のネットショッピング市場は成熟しており、多くの人々がオンラインで商品を購入しています。一方で香港では、オンラインショッピングは一般的となってきましたが、日本ほどは成熟しておらず実店舗での買い物を好む消費者も多くいます。

香港のネットショッピングサイト(ECサイト)の表示言語は主に繁体字と英語であり、支払い方法ではクレジットカード、銀行振込、AlipayやWeChat Payなどの決済方法があります。また、香港で多く利用されているショッピングサイトは「HKTVmall、Carousell、Yahoo雅虎香港」となり、中国の有名ショッピングサイトの「淘宝(タオバオ)」も比較的多くの方が利用しています。

日本では大型ショッピングサイト以外にも独自ECサイトを開発する企業が多いですが、香港では日本ほどは多くありません。なお、日本で利用されている「Amazon」も香港では展開されていません。

大型ショッピングサイトのメリットとデメリット

日本の「Amazon、Yahooショッピング、楽天」、香港の「HKTVmall、Carousell、Yahoo雅虎香港」といった大型ショッピングサイトを活用するメリットは沢山ありますが、ショッピングサイト自体に集客力があり、既に多くの登録ユーザーがいることから新規参入の出店者であっても多くの消費者に商品を見てもらえる可能性が高くなることは大きなメリットです。また、大型ショッピングサイトが定期的に打ち出すキャンペーンやプロモーションは消費者の購買意欲を高めますので、出店者側もキャンペーンに沿った戦略を効率良く打ち出すことができます。ショッピングサイト自体のメンテナンスやセキュリティ対策が必要ではない点もメリットといえます。

デメリットには、ショッピングサイト内での競争が激しいことから価格競争が生まれやすいという点が上げられます。また、出店者はショッピングサイトの案内に従って簡単に商品登録をおこなうことができますが、デザインのカスタマイズや機能制限があるため、ブランドイメージのコントロールが難しくなる可能性があります。その他にも、ショッピングサイトの構築費を抑えることができる反面、月々の出店料や販売手数料などがかかるため運用コストが高くなることがあります。

独自ショッピングサイトのメリットとデメリット

独自ショッピングサイト(オリジナルのECサイト)は、全てを独自のデザインで作り込めるため、サイトや商品のブランドイメージを消費者へ印象付けることができます。また、システムの設計も自由におこなえるため、消費ターゲットに合わせた機能やサービスを提供することができます。

大型ショッピングサイトを活用すると出店料や販売手数料がかかりますが、独自ショッピングサイトを構築すればこれらの費用が掛からないため、売上金額が大きいほど利益率を高めることができます。しかし、ショッピングサイトを構築する費用が大きくかかることや、サイトメンテナンスやセールスプロモーションなどを自分でおこなわなければなりません。

当社では日本での実績を含めるとEC-CUBEをカスタマイズしたショッピングサイトの制作実績が多いのですが、香港で活動を始めてからはShopifyやZEN Cartを使用したショッピングサイトの制作依頼が多くなりました。その他にも、Wordpressを活用したショッピングサイト制作の実績もあります。

自社の商品をネット販売したいけど方法が分からない、香港の大型ショッピングサイトに出店したいけれど言葉や設定がわからないという方は当社にお任せください。お客様のご要望をヒアリングしながら、ショッピングサイトの構築をサポートします。また、格安でショッピングサイトを立ち上げたいという方に対しても提供可能なプランをご用意しておりますので、お気軽にお問合せください。

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